アンネの日記 完全版

アンネの日記 (文春文庫)
を読みました。
特に完全版との記述は明記されていないんですね。
私が読んだのは装丁が違うのですが、文春文庫の深町眞理子さん訳の物です。
多分内容は同じだと思います。
以前、アンネの日記自体(完全版でない)は読んだのですが
こんなに母親に対する、鬱積した思春期なりの思いや葛藤。共同生活の悩みや思い...
完全に覚えているわけではありませんが、中身のボリュームや思いが全然違います。
一家他8名は、アムスステルダムの建物の一角に隔離されながらも
理解ある人々に支えられ2年あまりの生活を送り1994年8月4日 密告により連行。
アンネは13歳から15歳の間の2年以上にわたる潜伏生活での成長、
明らかに大人に対して単なる不満から客観的に考えられるように成長しています。
潜伏生活者ではアンネの父のみが帰還し、残されていた日記をまとめて編集し1947年に最初の版が出版される。
その後、自分用(オリジナル版と書き直し版)と公開用に作成していた日記をまとめて1986年に学術研究用が出版されたが、これは一般向けでなく
オランダ語版の完全版が1991年に刊行される。
最初に出版されたのは、父による公開用の日記に対して編集を加えた物であり、
その後、自分用の日記と編集過程で削除された記述を足して出版されたのが完全版である。
さて、
読んでいて、最後に近づくと同時に1日あたりの記述がとても深く長くなっている事が
気になりました。
まるで終わりが近づいているのがわかっていたかのようにも感じられます。
日記の最後の日付は8月1日、連行が8月4日。この間3日間しかありません。
アジアや日本近隣がきな臭い昨今、
こういう事を繰り返してはいけません。
改めて、心を締め付けられました...
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