それは数年前の夏、A県A市に墓参りに訪れた時でした。
秋田市の寺町というところで、その名の表す人通りの少ない通り寺が多い街並みでした
陽炎が揺らぐような暑い日中、 ぽつりと一台のバイクが佇んでいました。
お金をかけたようなアメリカンなチョッパのカスタムバイクが・・・
私たちは見てしまいました。
目を離すことは出来ず、釘付けになり
沈 黙 が 流 れ ま し た ・ ・ ・
黒いバイクに 銀のメッキパーツでドレスアップされ
カスタムペイントされたタンクには
“Death”! 【死の意味】の文字と
ドクロ!!
のペイントが施されていました。
お世辞にも○○○○○○なペイントでしたが 寺の前にそんなバイク置くなよな!!
寒いような暑いようなお話、ちょっと外し過ぎですか?
※この文章は 『逢魔が時物語』に収録されたものです
死を喚ぶカスタムバイク
投稿日:2007年7月13日 更新日:
執筆者:Owner