「未来、たぶん日本。“ロボット”が実用化されて久しく、
“人間型ロボット”(アンドロイド)が実用化されて間もない時代。」
アンドロイドは判別用にリングを頭に表示する。また、不法投棄された野良ロボットが社会問題となっている近未来社会。
主人公の高校生のリクオは、所有するハウスロイド「サミィ」の記録に、「イヴの時間」という喫茶店だった。「人間もロボットも区別しない」ことをルールにしたその店では、誰もが人間らしく振る舞っており見た目では区別がつかない。彼らは思い思いにそこでの時間を楽しんでいた。リクオとマサキは好奇心から店に通うようになり、サミィとそこで出会ってしまう。
という全体ではホッコリしたトーンの画面なのですが、
社会問題やロボットと人間の付き合い方という根本的で恒久的な問題が横たわっているのでした。
みてしばらく立ってしまったので、ちょとおぼろげな感想です。
でも、もう一度見直してみようかなと思わせる作品であるのは確かです。
ロボットとはいえ、デザイン(選択)できるのであれば美男美女もしくは、普通が良いと思うのですが、
そんな相手に感情を持たずに長く使っていれば感情移入もするでしょうし、
冷静に交流することが出来るんでしょうか?
それもプログラムで一定のルールに縛られて居るでしょうが言うことを聞いてくれるのですしね。
2010日本