『私たちは空に引き裂かれた恋人のようだね』
時々見てはウルウルしています。
新海誠の作品はどれも背景画が抜群に綺麗。
『ほしのこえ』はさいたま市近辺がイメージベースになっていてどこか懐かしい香りがします。
ストーリー
近未来の地球。高校受験を控えた長峰と昇。
火星探査中に異星人に襲撃を受け全滅。
その痕跡をたどって国連艦隊を結成。
同級生である長峰はトレーサーという
兵器の選抜パイロットに抜擢されていた。
火星、冥王星、シリウスと離れていくにつれ
メールが届くまで数年。年を取らない長峰と地球に残る昇。
そうそう、ほしのこえ (KCデラックス アフタヌーン)ではその続きがちょっとあります。
でも結末としてはハッキリしていませんので、この二人はどうなったんでしょうか。
知りたいけど、続編は要りません。
こんな幼馴染みが欲しい。
ほぼ一人で作成したというのが凄い。
もとはゲーム会社勤務というらしいので、基本となる知識や技術はそこで培われたかもしれません。
でも、知識があるから素晴らしい物が出来るか?と言ったら話は別です。
コンピュータがあるから誰でも素晴らしいCGがつくれる訳ではないのと一緒。
敷居は凄く下がったけどね。
キャラクターは荒削り。声優は早口の素人っぽい感じ。
でも許せるし、なんだか感情移入しやすい気がします。
下手に俳優を抜擢するよりはいい感じだと思います。
最後の主人公二人がかぶるセリフの数々。
『懐かしい物が沢山あるんだ…』
泣かせます。
2002年日本