つれづれ

ある残業中の深夜のこと

投稿日:2005年11月18日 更新日:

そうそう、最近は変な体験は無いとしゃべったばかりですが、昨日職場で残業しているときにそろそろ上がろうかと脂ぎった顔を流しで洗っていました。流しの戸の脇が鉄の外階段で下の方でガンガンガンガンガンと階段でうるさく足踏みするような音がしてうるさいな、誰か下にたむろって居るのかと思ったのですがとなりはスタンドなのでバイトの兄ちゃん達が車停めて雑談しているときもあるし気にしないで流しにかがんでいました。
その後、何かが階段を上がってきて悶えるほどの背筋のぞわぞわ感と何故かとっさに今顔を上げてはいけないという気持ち。
顔を上げたら向かいの壁にある鏡に見えてしまうという直感がしたので我慢してかがみ込んで、3、2、1!と数えて起き上がりました
今のは何だったんだろうと頭を整理すると強烈な気配が背後を通りすぎたんだなというのに改めて気がつきました。
なんだか嫌だなと思って、もうかえろうと時計を見ると 午前2時過ぎでした。
いやあ、この会社色々あるんですよね
以前先輩も テレビが勝手について(古いチャンネルガチャガチャ式のテレビでスイッチを引っぱってオンにするタイプ)消そうと思ったら手を触れていないのにスイッチが凹んでテレビが消えたとか・・・
扉が開いた音がするのに人が来ないとか、例の鉄階段をガンガンと登る音だけして誰も来ないとか・・・
なーんてね、考えてたら一人で深夜残業できません。
以前居たらしい、霊感のある人は3階には絶対登らなかったというしなんでも入社して3階に登って
「ごめんなさい、私3階は行けません」
というはなし。
もう、今年1杯くらいで新社屋に引っ越してしまいますが・・・
ってよく考えたら、向かいは川で裏はお寺で墓地なんですよね。
2001年夏。グループ展準備中のメールより

-つれづれ
-,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

現場実習の話

私の在籍していた高校では現場実習という、授業の一環として企業研修の様な実習が2週間あります。 一社に数人という派遣で、希望をとり割り振って決められました。 私は建築事務所に実習に行きました。内容は建築 …

no image

初個展の記録3 企画運営編

〜これは、ある男の苦難と試練を乗り越え 個展への夢を実現させるまでの汗と涙の物語である〜 ※この文章はメールマガジン『悩めるグラフィッカーズ』に99/5-2000/7の間に掲載した奮闘記を再編集し直し …

『逢魔怪奇探偵団』事件簿−怪奇の現場へ探偵団が飛ぶ−

恐怖投稿 逢魔が時物語 呪禁の檻で書いた、怪談 逢魔が時物語の別規格メールマガジンが刊行されます。 今回は有料マガジンなのですが、雲谷斎さんの執筆で楽しみです。 >> 詳細 『逢魔怪奇探偵団』事件簿− …

no image

岩間の社にて

数年前、一時オフロードバイクに乗っていたころ、オフロードを求めて秩父の林道を走っていたのですが、林道と言えども既にほとんどが舗装路で諦め気味にしかし軽快に流していました。 ある左カーブの突き当たりに2 …

no image

初個展の記録5 出力編

〜これは、ある男の苦難と試練を乗り越え 個展への夢を実現させるまでの汗と涙の物語である〜 ※この文章はメールマガジン『悩めるグラフィッカーズ』に99/5-2000/7の間に掲載した奮闘記を再編集し直し …