2008年フランスのアヌシー国際アニメーション映画祭でアヌシー・クリスタル賞(最高賞)を受賞し、2009年にアカデミー賞において邦画初となる短編アニメ映画賞を受賞。つみきのいえ。
つみきのいえ
海面上昇がかなり深刻などこか。海面が上昇するたびに、つみ木のように部屋を積み上げて行くすこしユニークというか、
シュールなアニメーションです。
たっちは優しい色使いでほのぼのと暮らしているおじいさんが主人公です。
他の住人はもうどこかに行ってしまいました。どこでしょうね。
ある日、大切な思い出のパイプを落としてしまいます。
決心して、潜水服を着て潜って探しに行きます。
パイプはすぐに見つかったけど…、つみ木のように積み重ねられた家と同じように
大切な思い出が積み重ねられていたのでした。
環境は深刻ですが、のんびりと徒然なるままに生活しているおじいさん。
記憶と家を重ねていて、それを潜ってさかのぼるのが新鮮です。
BGMナシでもいいけれど、長澤まさみのナレーションも淡々としていて良い感じです。
短い作品なので両方聞いて見ることをおすすめします。
つみきのいえ
投稿日:2012年8月17日 更新日:
執筆者:Owner