つれづれ

現場実習の話

投稿日:2008年2月12日 更新日:

私の在籍していた高校では現場実習という、授業の一環として企業研修の様な実習が2週間あります。
一社に数人という派遣で、希望をとり割り振って決められました。
私は建築事務所に実習に行きました。内容は建築モデル制作とありました。
事前に約束した友人はじゃんけんで負けてしまい、
ほとんど話したこともないクラスメイトと2人で行くことになりました。
一級建築士でもある先生の知人の事務所です。
雑居ビルの2階の社員3名で一人は出社拒否で、
最初に事務所に入るとその人を電話説得しているという状態(苦笑)!
しかし、
話を聞いている脇から製図台の上のトレペに描かれた図面を見ると線幅や均等な間隔、
線の濃度など鉛筆なのに凄く綺麗なんですよ。
それはプロだなあと感心してしまいました。
どうしてよいか分からない私たち2人に
現在建築中の住宅の設計図を渡されました。
隣接した2件の2階建て家屋と土地。
それと、予算を数万円、模型用材料も扱う
お茶の水の画材屋さんを教えていただきました。
一日目
まず図面を見渡し、スケール(縮尺)を考え材質をどうするか考え、
必要な工具を書き出し。
二日目
買いだしに行きました。
むだ遣いはしていないつもりですが予算はほとんど使い切ってしまった状態です。
自宅からも定規やカッター、接着剤等の必要な工具を持ってきました。
買い物から戻って、材料の切り出しを行ないます。
図面が確か25分の1位だったかと思います。
計算も楽なのでそれにならい1/25で作成しました
ほぼ順調に制作は進み、床材まで張り込んだ形が出来上がりました。
土地の形や隣接道路の幅や傾斜まで再現し塀も作り
屋根と2階の床も取り外して1階の間取りもみることが出来ます。
売りである美しい曲線の手すりなどは真鍮線を曲げて作りました。
今見るとドウなのかは分かりませんが、当時かなり会心の出来だったかと思います。
その模型は施工主さんにも見せられることになると聞きました。
「お客さんはこの模型を見たら大変喜ぶだろうな」
と事務所の方にも大変喜んでもらえました。
中頃の日に設計を手がけた施設を見に行くということで
赤城高原へ出掛けたり、その帰りに伊香保温泉に浸かって帰ってきたり
最終日には食事にも連れていっていただいたり、
お金をかけて模型を作らせて頂いただけで嬉しいのに感謝感激でした。
ちなみに、
他のクラスメイトは鉄工所でひたすらヤスリがけ、
デパートのお中元カウンターで接客、レストランの厨房で実習など色々あったようです

-つれづれ
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