アンネの日記 完全版

投稿日:2009年6月5日 更新日:

読みました。特に完全版との記述は明記されていないんですね。

以前、アンネの日記自体(完全版でない)は読んだのですが
こんなに母親に対する、鬱積した思春期なりの思いや葛藤。共同生活の悩みや思い…
完全に覚えているわけではありませんが、中身のボリュームや思いが全然違います。
一家他8名は、アムスステルダムの建物の一角に隔離されながらも
理解ある人々に支えられ2年あまりの生活を送り1994年8月4日 密告により連行。
アンネは13歳から15歳の間の2年以上にわたる潜伏生活での成長、
明らかに大人に対して単なる不満から客観的に考えられるように成長しています。
潜伏生活者ではアンネの父のみが帰還し、残されていた日記をまとめて編集し1947年に最初の版が出版される。
その後、自分用(オリジナル版と書き直し版)と公開用に作成していた日記をまとめて1986年に学術研究用が出版されたが、これは一般向けでなく
オランダ語版の完全版が1991年に刊行される。
最初に出版されたのは、父による公開用の日記に対して編集を加えた物であり、
その後、自分用の日記と編集過程で削除された記述を足して出版されたのが完全版である。

さて、
読んでいて、最後に近づくと同時に1日あたりの記述がとても深く長くなっている事が
気になりました。
まるで終わりが近づいているのがわかっていたかのようにも感じられます。
日記の最後の日付は8月1日、連行が8月4日。この間3日間しかありません。
アジアや日本近隣がきな臭い昨今、
こういう事を繰り返してはいけません。
改めて、心を締め付けられました…

-

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

SF画家加藤直之―美女・メカ・パワードスーツ

SF画家加藤直之―美女・メカ・パワードスーツ やっと読み終わった… どこかのブログでこの書籍を見つけた瞬間、これは読まねばと思った が個人的には、中身はかなり退屈。 本当にやっと読み終わった、他の本が …

またまたへんないきもの

またまたへんないきもの ヨーロッパタヌキブンブク、トゲアリトゲナシトゲトゲ、オジサン、サブロウ、ウルトラマンボヤ、チョウヒゲウミウシ、スベスベマンジュウ、ハクションクラゲ、ブタハダカ、エッチガニ、ツン …

燻製作り入門

なかなか系統立てて書かれた燻製本が無い様な気がするのですが、 我が家のベーコン(だけしかつくってないけど)レシピはこの本を元にやっています。 とはいっても、ページによって塩の分量が違ったり、 よくわか …

断末魔の中国―粉飾決算国家の終末

元軍人である柘植久慶 著の中国の実情を記した書籍。 ああ、やっぱりという感じです。 紙幣の流通量などで、現状を読むというのはなるほどという感じです。 軍人の目から見た側面は分かりやすくいかに危ういか、 …

四季のジャムと甘煮

見ているだけで美味しそう。 レシピも簡単で気軽にチャレンジできそうです。 我が家で作っているのはイチゴとマーマレードのみ。 梅酒の梅を使って白ワインと一緒に煮込んで梅ジャムも作ったことあるけどなかなか …