バーコード革命

投稿日:2005年11月14日 更新日:

バーコード革命


アミノ式、カテキン式のバーコードで一部話題になった デザインバーコードのデザイン集です。
途中にあるコラムがすごくためになります。
「日本の国コードは現在49ではない」
「チロルチョコはバーコードスペースを確保するために20円になって大きくなった」
「重複するバーコードは発行できない(倒産メーカの企業コードなどの使い回しはできない)」
など、トリビアがちりばめられています
目から鱗が落ちたのは、規格だからと本来デザインの対象から真っ先に外してしまう
バーコード自体をいじろうとしたその着眼点だ。
デザイナーであるのだから、そのような柔軟な視点も大切にしたい。
作品としてのクオリティはそんなに高くはないものの、アイデアの質は高い。
1050円とお手頃なので、久々にオススメできる書籍です

-

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

産まない選択

福島瑞穂:編「産まない選択―子どもを持たない楽しさ」について 産まない選択―子どもを持たない楽しさ 福島瑞穂 語録 いろいろと話題の少子化担当大臣の著書です。 福沢恵子という馬鹿と対談しているのがまず …

鉄子の旅

鉄子の旅 全6集 完結セット 鉄子の旅が6巻(2007年4月初版)で完結しました。 アニメにもなったIKKIコミック連載のコミックです。 鉄道オタクと興味も無いのに取材で 同行することになった作者のド …

隷属国家 日本の岐路―今度は中国の天領になるのか?

隷属国家 日本の岐路―今度は中国の天領になるのか? 現在の政情に日本の未来を危惧するあまり、 なんか読書歴が偏ってきた。 ネット上で目にするニュースも偏ってきました。 好きな情報をかいつまんで詳細を見 …

不味い!

不味い! 美味いもの本あれど不味いもの本はそうそうありません。 著者の遭遇した不味い食べ 物を読んでいると、いつの間にはうなずきます。 大体は添加物だったり、調理に対してちゃんとした知識が無かったりし …

世界がさばく東京裁判

世界がさばく東京裁判 やっと読み終わりました。 現在の中国韓国の靖国、過去に対する謝罪、戦争責任などに対する対応スタンスの根源を理解するとともに なぜ靖国に戦犯と呼ばれる方々が祀られているのか、そもそ …