新耳袋―現代百物語〈第4夜〉 (角川文庫)に収録されている、「噂の山の牧場」を読みたくて借りてみました。
新耳袋は一通り読んだはずだけど、制覇することに重きを置いていた気がするので内容は余り覚えていませんでした。
百物語というよりかは、UFO体験ということでしょうか?
このような本にこういう内容はそぐわないかも、と躊躇はあったようです。
それと、自分に降り掛かるかもしれない恐怖感…
体験は既に30年以上前で、今も牧場は存在するけどちょっと様子は変わっているようです。
山の脇道を抜けた頂上。
不可思議な施設と異常な状況、
大型の黒塗り乗用車。
全身黒尽くめの男達。
謎の音信不通。
筆者の周りで実際に起こったことのようです。
宇宙人関係の本ではよくある話ですが、現実味があって何だか嫌ですね。
ネットで検索すると廃墟マニアの方などが撮影した写真も見ることができますが、
お札で畳み床天井全てを埋め尽くされて『助けて』と書かれた部屋なんてちょっと見てみたいです。
本当は見たく無いけど。書きすぎちゃった気がするけど、気になる人は是非読んで下さい。
この一連の話で一章が形成されています。
あとがきの一行がまた現実味を帯びています。