細かい設定はさておき、超高給アルバイト時給11万2千円に応募し決定した12人。
ルールブックの掟に従わない場合は殺されることもあり、各人には武器が用意してある。
実験のための地下の密閉施設で7日間を過ごすというもの。
そのプロセスを観察するための実験だという。
その中で起きることは追求されず、殺人をした場合は報酬の上乗せ…
被験者が殺されていく。など物騒な設定です。
さて、その中で輝いている?のが須和名という浮世離れした令嬢。
一般人を寄せ付けないような超然とした立ち振る舞い。
西島大介氏のカバーイラストの可愛らしさ(個人的には好き)との対比や
なかなか面白い設定でぐいぐいと引き込まれます。
後半謎解きに入っていってちょっと?主人公がぺらぺらと喋りはじめます。
「自分は確信のないことはあまり口にしたくない」と言うことですが
なるほどと思うと同時に、ちょっと突然な設定にしらけ気味な気分も…。
とはいうものの、須和名が映画版では綾瀬はるかでしょ?
この役が出来るのかとちらほら見かけますがそれも納得。
気になります。
最後の手紙にも成る程というか、須和名のキャラが活かされていますね。
これだけ滞っているのはいくらなのか、関水のお金の必要な理由
そちらが気になります。
ミステリーはあまり読みませんが、コレは面白かったです。
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