祇園の教訓―昇る人、昇りきらずに終わる人
当時一番の芸子さん(で呼び名はよかったのかちょっと不安)の回顧録というか、ショートエッセイとかエピソード集みたいな感じ。
たしかに昇る人と昇りきれないひととの違いは描かれていますが、そんなことあまり気にせずさらっと現役時代のお話として読んでしまってよいのではないかと思います。京都弁のはんなりした感じというか、おっとりした感じは文面から十分伝わってきます。京都弁を話す奥さんにちょっと憧れがあったのも確かです。こんな優雅な言葉を日常的に聞くことが出来たらいいなあ。友人が欲しいと常々思っております。
画家の旦那さんと出会い、半年で離婚するという約束のもと気軽に結婚されたようですが現在は、絵画修復をされていらっしゃるようです。(そういうこともあるんですね)
もうちょっときれいな写真があればいいのですが、もっと写真を見たいところです。
祇園の教訓―昇る人、昇りきらずに終わる人
投稿日:2005年12月9日 更新日:
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