祇園の教訓―昇る人、昇りきらずに終わる人

投稿日:2005年12月9日 更新日:

祇園の教訓―昇る人、昇りきらずに終わる人


当時一番の芸子さん(で呼び名はよかったのかちょっと不安)の回顧録というか、ショートエッセイとかエピソード集みたいな感じ。
たしかに昇る人と昇りきれないひととの違いは描かれていますが、そんなことあまり気にせずさらっと現役時代のお話として読んでしまってよいのではないかと思います。京都弁のはんなりした感じというか、おっとりした感じは文面から十分伝わってきます。京都弁を話す奥さんにちょっと憧れがあったのも確かです。こんな優雅な言葉を日常的に聞くことが出来たらいいなあ。友人が欲しいと常々思っております。
画家の旦那さんと出会い、半年で離婚するという約束のもと気軽に結婚されたようですが現在は、絵画修復をされていらっしゃるようです。(そういうこともあるんですね)
もうちょっときれいな写真があればいいのですが、もっと写真を見たいところです。

-

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

武器甲冑図鑑

こういうの大好きです。イラスト多数、解説読みやすし。 447Pのボリューム 2940円でお手頃。 これだけ厚いとさすがにイラストを描いてる人も数人居る訳でクオリティもバラツキありますが それは仕方ない …

中国は日本を併合する! 選挙に行こう!

中国は日本を併合する 読みました。 恐ろしい、読んでいる内にその内容が今徐々に進行中であることに。 海底油田はなし崩し的に中国がすでに掘削しているし、 空母の建造、ウイグル地区の弾圧。 資源をむさぼり …

ホームページアクセスアップの鉄則

ホームページのアクセスアップのポイント満載です。 分かっているけど出来ない事も色々ありますし、 これも目新しいわけではないのですが、読んで損はなし再確認にも最適。 ホームページ アクセスアップの鉄則 …

一日でおむつがはずせる

一日でおむつがはずせる 噂を聞き廃刊らしいのですが読んでみました。 実際ここまできっちり時間を取ることが出来ずに居ました。 しかし、肝心な事は 何故ダメか分からせる。 ちゃんと出来たら、思いっきりほめ …

断末魔の中国―粉飾決算国家の終末

元軍人である柘植久慶 著の中国の実情を記した書籍。 ああ、やっぱりという感じです。 紙幣の流通量などで、現状を読むというのはなるほどという感じです。 軍人の目から見た側面は分かりやすくいかに危ういか、 …