昭和初期に一人で気ままにシベリア鉄道に乗って巴里、ロンドンに行ったり
基本的に自由人?
文体も硬くなく、語り口調の日記という感じでしょうか?
どことなくアンネの日記を読んでいる様な気分になります。
期待と閉塞感とちょっびりホームシック。
積極的に現地の文化を試してみて、地元の人々と交流してみる。
これが旅の醍醐味だと思いますが、こんな気ままな現地滞在してみたいです。
でも、身につけた物をガラクタ屋さんに売ったり、お金は豊富なわけではないようです。
ロンドンには均一百貨店というものがあるそうです。
安めで日用品が揃い、価格も均一価格と聞くと100円ショップですよね。
海外には古くからあったんだ…
なんて単純に感心しました。
短編集で、後半ちょっと退屈になってしまいましたが
一遍一遍が短めであっさりしているので読み切りました。
林芙美子紀行集下駄で歩いた巴里 (岩波文庫)
下駄で歩いた巴里
投稿日:2010年8月6日 更新日:
執筆者:Owner