映画

愛と死をみつめて(ドラマ版)

投稿日:2006年3月28日 更新日:

aitoshi

ドラマスペシャル 【愛と死を見つめて】

大島みち子さんと、河野実さん

『まこ・・・・
 甘えてばかりで ごめんね
 みこはとっても 幸せなの』

※愛と死をみつめて  作詞 大矢弘子 作曲 土田啓四郎 唄 青山和子 昭和39年 (1964) から引用
のメロディーはこのタイトルを知らなくても口ずさんでしまうくらい染み付いています。
最初に知ったのは(覚えているのは)志村けんが
『じいさん甘えてばかりで〜』
というギャグでした。罰当たりな気がしないでも無いけど
以前の書籍のカバーデザインも見た覚えはある。よく古本屋で見たような気がする。
タイトルもちょっと気になっていた。でも手に取って読むほどの興味は出なかった。
その後の本もあるらしいです。今度読んでみよう。


軟骨肉腫に犯され、余命が短いのを知っていてあれだけ強く生きることが出来る。
それを支えてあげることが出来る。
果たして私がその立場になったときそういうことが出来るだろうか
今回の脚本はさらっと行った内容の様ですが、終盤は涙が止まりませんでした。
出版後、読者の方と結婚したというのが???ですが
これは当人達でないと分からないことですから他人がどうこう言える物ではありません。
『最後に3日、健康な日をください』というのがたまりませんでした。
1日目は実家に戻り、母親と台所に立ち おつまみを作って父親にビールを注ぎ、妹とおしゃべりをしたい。
2日目は実さんと、一緒に過ごしたい。
3日目は思い出とともに静かに過ごしたい。
なんか、すごく分かる気がします
家族が出来て、特に子供が出来て、亡くすことを考えただけでも涙が止まらないんで
こういうドラマにはめっきり弱くなりました。
病は、永遠に生命と対局な物でありながら共存していかなければ行けない物でしょう
しかし、命に限りがあるから後悔しないよう、恥ずかしくない様生きていける気もします。
なんだか、こんなことを語る年でも経験でもありませんが、考えてしまいました。
生きていることにありがとう。

-, 映画
-, ,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

廃道をゆく/酷道をゆく

本屋で、衝動的に欲しくなった逸品。 だけど思いとどまって図書館で予約、読破。 廃道をゆく (イカロス・ムック) posted with ヨメレバ イカロス出版 2008-10-31 Amazonで購入 …

オペラ座の怪人

オペラ座の怪人 通常版 あのきらびやかな舞台を見るだけでも満足かも。映像美です。 オペラ座の怪人と言うオペラがある事を知っている自分からオペラ座の怪人のストーリーを知っている自分にレベルアップできまし …

廃墟の歩き方 探索篇

未公開物件もありますが、 どこぞのホームページで見た内容そのままでした。 ちなみに、探索したことはありませんが、 うちの向かいも廃墟です。 怖い感じはせずに、 蔦に覆われてきて芸術的な趣も感じられるよ …

傷だらけの店長~それでもやらねばならない~

傷だらけの店長 ~それでもやらねばならない~ 「リストラなう!」の中で紹介されていた書店店長の奮闘記です。 本を愛しているが為にアルバイトから書店員、そして店長になった、著者の伊達雅彦さん。 困った客 …

さいごの色街 飛田

遊郭が火事で焼けて移転したという飛田新地。「とびた」と読むそうです。 こんなところがあるんだ〜という感じ最近の書籍があったので読んでみました。 あいりん地区に隣接した一角で、昔も今も借金の形に引き取ら …