スーパーヒューマン誕生! ―人間はSFを超える

投稿日:2017年1月14日 更新日:

VRについて興味があったのでVRビジネスの衝撃―「仮想世界」が巨大マネーを生むを読もうと思ったらAmazonのオススメでスーパーヒューマン誕生! ―人間はSFを超えるが目に入りました。

科学の話では、イメージの共有をしやすくするために「○○のアニメの〜」「○○の映画の〜」という例えをよく使うそうです。
本文中でも「ドラえもんの〜」というように例えられているので分かりやすいですね。

日本人の優れた技術者の流出についての懸念についても触れられていますが、
「優秀な技術者が海外で活躍し世界で活躍するのは、大切なことだ、流出を上回る速さで技術者を育成すれば良い」という一文には少々衝撃を受けました。
日本の技術とたしかにそうですが、中国などの台頭や長引く不景気により、今とこれからの日本にそれが出来る土壌なのかどうかが気になるところでした。

VRに没入して自分の姿を三人称で観ると違和感があるとか脳波や神経へ電極を繋いで動かせる義肢など実現化されている実例。サイボーグと身体拡張の違いの再認識など、読むのはつかれたけど面白かったです。
サイボーグ:人体の器官を機械に置き換える/融合させること。
身体拡張:着脱可能な機器により機能を拡張/向上させること。装着時は身体と一体化する。
という定義(私が噛み砕いた感じです)ということで、フムフム。

近年義手などもカッコイイ物が出てきてますね。
hand
バイオニックハンドを開発している「exiii」という日本企業

-

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

大東京ぐるぐる自転車

大東京ぐるぐる自転車 2002年まで日本大学芸術学部教授であった著者 伊藤 礼氏(78歳?)の自転車に対する思いと出来事を淡々と語る一冊です。 残念ながら読破することはできませんでしたが心と時間にゆと …

アンネの日記 完全版

読みました。特に完全版との記述は明記されていないんですね。 以前、アンネの日記自体(完全版でない)は読んだのですが こんなに母親に対する、鬱積した思春期なりの思いや葛藤。共同生活の悩みや思い&#823 …

ぼくが葬儀屋さんになった理由

ぼくが葬儀屋さんになった理由 株式会社 ティアの創業者 冨安徳久さんの著書(自伝)です。 大学生活のために借家を見つけ、アルバイトが転職となって大学に通わず葬儀社に入社。 その後、自分の心の通う葬儀を …

家づくり革命―…安くていい家が必ず手に入る!

家づくり革命―スーパー工務店社長の秘伝 安くていい家が必ず手に入る! 先日の『プロが教える!建築費500万円を節約するかしこい家造り』より、こちらの方が分かりやすく説得力があります。 小さな?工務店の …

おぼえているよ。ママのおなかにいたときのこと

おぼえているよ。ママのおなかにいたときのこと こういうの好きなんです。オカルト続きですが… 子煩悩にかかるので体験談はそのうち(忘れないうち)に書こうかと思いますが、喋れるくらいになったら絶対聞こうと …